トイプードルとはどんな犬種? 特徴やポイントを紹介

 

トイプードルは見た目の愛らしさ、お利口さからとても人気のある犬種です。

最近は子どもがいる家庭から、単身の方までその人気ぶりは広がっています。
プードルのどのような部分が人々に愛される理由なのでしょうか。

今回はそんなトイプードルの特徴や飼育にあたっての注意点を解説いたします。

トイプードルの歴史

プードルはフランスの代表的な犬です。その発祥はロシアまたは中央アジア北部といわれており、ヨーロッパを横断しながら他犬種と交配しつつ広がり、ドイツからフランスに来たという話が、現時点で最も信憑性の高い説となっております。

初期のプードルは使役犬として荷車を引くなど、水猟犬としてカモ狩りなどをしていました。犬種名のプードルは、「水音を立てる」という意味を持つ単語の「プーデル」(ドイツ語)に由来しています。

プードルの種類

国際蓄犬連盟(FCI)では、中型犬45〜60cmについてはスタンダード・プードル、柴犬サイズ35〜45cmについてはミディアム・プードル、28〜35cmについてはミニチュア・プードル、28〜32cmについてはトイ・プードルとして公認されています。非公認では、23cm程度のタイニー・プードル、23cm以下であるティーカップ・プードルがあります。

この6種類については、サイズが異なるだけで身体構成は一緒であること、また性質もサイズ以外に違う特徴がほとんどないこと、これらのサイズの区切りが定まった時期が不明であることから、全て同じ犬種の「プードル」となっています。

性格・特徴

トイプードルはとても人懐こく、温厚です。家族以外、またほかの犬種とも仲よくできるため、ドッグカフェやドッグランに行くにも容易な子が多いです。その点からも飼いやすさがNo.1といわれる犬種でもあります。好奇心が強いだけでなく、頭もよく運動神経も抜群です。しつけがとてもしやすく、マンションや集合住宅などでの飼育も向いています。

トイプードルの特徴は?

トイプードルの最大の特徴といえば、やはりクリンとした巻き毛でしょう。毛色は多く、レッド、ブラック、ブラウン、シルバー、アプリコット、グレーなどさまざまなカラーが存在します。パーティーカラーと呼ばれる、2色以上が混ざっている種類や、成長過程でだんだん色が薄くなっていったり、毛色が変わっていく種類もあります。

プードルの毛は抜けにくく、犬独特の体臭もほぼありません。アレルギーを持つ人でも心配が少なく、飼いやすい理由の一つになっています。ただし毛が絡みやすく、毛玉を作りやすいため、月1回以上のトリミングは必須です。胸と手足の先を丸くするオーソドックスなカットをコンチネンタルカットといいます。

最近ではぬいぐるみのようなテディベアカットと呼ばれるカットが人気となっています。カットのデザインで遊べたりするので、おしゃれなカットにしてみてはいかがでしょうか。

また、トリミングだけではなく、ブラッシングも定期的に必要となります。毛が巻いているので、その間にゴミやほこりが入りやすくなっているため、少なくとも週2回以上のブラッシングをしてあげましょう。

飼い方

トイプードルは飼いやすさだけでなく、世界で2番目に頭のいい犬種といわれています。好奇心も強く、活発であるため、運動不足やストレスがかかるとお家を荒らしてしまう可能性があります。しっかり毎日散歩をしてあげたり、ボール遊びをしたりなど、運動不足にならない配慮が必要です。

賢い上。しつけもほかの犬よりしやすいですが、その反面間違ったことも覚えやすいので注意が必要です。まずは触れ合うことから始めて、たくさんコミュニケーションをとるようにしてください。。そこからトイレを覚えさせることや、「お手」「待て」「伏せ」といったしつけを行いましょう。

病気

トイプードルは目の病気、また骨折や関節炎、耳の病気などにかかりやすいとされています。高いところからのジャンプなどは危険なので注意しましょう。基本的には活動的であるため健康面は問題ありませんが、少しでも異変を感じた場合は獣医師に相談してください。

寿命について

一般的には14〜17才といわれており、小型犬の中では比較的長生きする犬種に分類します。

相場について

トイプードルの相場はおよそ20万〜30万円とされています。ただし購入場所や毛色、種類などによって変わるため一概にはいえません。

まとめ

トイプードルには、トリミングやブラッシングが定期的に必要であり、運動もしてあげなければいけませんが、それ以外は非常に飼いやすい犬種です。「それでも不安……」という方はぜひ「TOY ANGEL」にご相談ください。犬種選びから、アフターサポートまでしっかり対応いたしております。ぜひとも一度気軽にお越しください。